スイスチャードと「商品」
春になり気温が上がり野菜たちがぐんぐん育ち始めました。
成長する野菜に癒され虫とりの世話をしながら生活のうるおいを感じる日々ですが、その野菜を頂かなくてはなりません。
とてもじゃないですが妻と二人では量が多すぎです。
写真奥で青々と生い茂っているのは金カブの葉たちです。実はまだですが葉っぱが広く大きく長々と成長してます。
生い茂ると虫や病気をもたらしますので、カブ間を開けるため間引かなければなりません。で、持って帰る。台所に置くと、スーパーの規格品とは違い、それはそれは大きく切っても冷蔵庫に入れるのがやっとです。
なので、これからの時期ドーンと育つ野菜を前にただ途方に暮れる時があるのも事実です。
近所の喫茶店の店主やマクロビの店主の方達にもおすそ分けしたけど、まだまだ減らない。どうはかすかがもっかの課題です。
そして先日これまた近所のお惣菜屋さんに言ってスイスチャードを家で食べてくださいと渡したところ、翌日お店の商品に入れてくれました。自分の野菜が商品になるとは初めてのことです。お金をもらってるのではないので気楽に「はいどうぞ」と渡してますが、こうして他人様のお口に入ってもらうのは少し責任感を感じました。
サラリーマンに比べ気楽と思える(←決して思ってませんが)農家の方達の作物に対する使命感、緊張感を感じました。
今レンタル農園でそこまでする覚悟はあるのか。人のお口に入ってもらうならもう少しいい環境で栽培したい、と思いました。